夢に向き合い、挑戦する! 〜ベルテックス静岡 岡田雄三選手〜
静岡県を拠点に活動するプロバスケットボールクラブ(B2)、ベルテックス静岡。2025年1月4日・5日には浜松アリーナ(静岡県浜松市中央区和田町)で試合が予定されています。チームの目標「B1(1部)リーグ昇格」を掲げシーズン開幕! 広報はままつ2024年12月号の「LOVE SPORTS」では、岡田雄三選手にお話を伺いました。
今回のnoteでは、広報の紙面では紹介しきれなかった内容も併せて紹介します!
Q. 最初は、バスケットボール(以下:バスケ)ではなかったと聞きました
実はサッカー少年だったのです。住んでいた地域はサッカーが盛んで友達もみんなサッカーをしていました。当然、毎日のように学校の休み時間もサッカーをしていました。
小学3年生のときです。母親に半ば強制的に体育館へ連れられて、そこで2歳上の兄がやっていたバスケの練習に加えられました。最初のころは体育館へ行ってもサッカーをしているような少年でしたが、半年もするとバスケの試合にも出してくれたので、次第に真剣にバスケをするようになっていました。
もしあの時、母親に連れてこられなかったら、今ごろはジュビロ磐田の選手になっていたかもしれません(笑)
Q. バスケの魅力を教えてください
バスケは、選手と観客との距離がとても近いので臨場感があります。試合のテンポも速くシュートも多いし、観ていてワクワクすると思います。バスケをしたことのない人が観戦しても絶対に楽しんでいただけるはずです。
Q. ベルテックスとはどんなチーム
“スター選手”はいません。でも、試合ではみんなでボールを回し、泥臭いプレーで勝利を目指します。
派手なプレーはないかもしれませんが、ルーズボールやリバウンドをしっかり取りに行く、ミスをチームみんなで取り返すなど、選手全員が見えないところのプレーも大事にしてチーム力で戦っています。
Q. ここを見てほしい!プレーは
前線から積極的にディフェンスをする「超攻撃的チームディフェンス」をぜひ見てください。
また、自分のポジション「ポイントガード」は、コートの中で監督の意思を選手に伝える重要な役目があります。司令塔として、選手としっかりコミュニケーションをとりながらチームを動かしています。
Q. 上手くいかなかったときの気持ちの整理方法を教えてください
ぜひ自分にも教えてほしいくらいです(笑)。上手くいかなかったということは、課題が見つかったということです。つまり、自分をもっと成長させられる部分を見つけたということですよね。そこを改善していけば、もっと上手くなるし、できたときの喜びはとても大きいはずです。
Q. 夢を叶えるために、大切なことは何だと思いますか
自分で考えて、なんでも挑戦することです。例えばミスしたとき、次はどうするか、練習も試合をイメージしながら取り組んでいるか、なぜこの選手はプロで活躍できているのかなど、いろいろと考えてみると、自分は今、何をすべきかが見えてくるはずです。
最近、小学校へバスケを教えに行ったとき、子供たちの疑問を解決してあげたかったのに、残念ながら具体的な質問がありませんでした。自分の夢に常に向き合い、考えているかどうかが、夢への近道だと思います。
取材を終えて
冷静に、時には明るく取材に応じてくれた岡田選手。自分と向き合い、常に考えることが夢への近道だと教えてくれました。会場でしっかり応援したいと思います。
写真:VELTEX SHIZUOKA
文:広報はままつ編集メンバー