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「今」に満足しない もっと上を目指して 〜ブレス浜松 西行米選手〜
広報はままつ2024年10月号の「LOVE SPORTS」では、浜松市を拠点に活動するプロバレーボールチーム、ブレス浜松のキャプテン、西行米選手にお話を伺いました。
西行 米選手(ブレス浜松)
横浜市出身
背番号 10
ポジション リベロ
2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMENサーブレシーブ賞受賞
Q. バレーボールを始めたきっかけを教えてください
物心ついたころから、母の「ママさんバレー」の練習に付いて行ったことがバレーとの出会いです。
横浜市に住んでいた小学1年生のときに本格的にバレーボール(以下:バレー)を始めました。そのころから、将来の夢にはいつも「バレーの選手」と書いていました。
Q. 「リベロ」のポジションで大切にしていることは何ですか
リベロは攻撃ができないポジションですが、チームの勝利に貢献できることはたくさんあります。ボールを落とさないことはもちろん、「声」でチームを引っ張りたいと思っています。
Q. バレーの魅力を教えてください
一人ではできないところです。
バレーのルールは相手コートへ3回以内でボールを返します。コートにいる6人が次の人のことを思ってボールをつなぎ、3回目の人は、6人の気持ちを乗せて相手コートへ返します。
そんなチームプレーが大きな魅力の一つです。
Q. ここを見てほしいプレーは
一つ一つのプレーももちろんですが、笑顔でバレーをしている姿を見てほしいです。
Q. 最高の瞬間はどんなときですか
昨シーズン、満員のサーラグリーンアリーナで勝利したときの会場の一体感は今でも忘れられません。自分たちだけの力ではなく、応援してくださった皆さんが私たちに大きな力を与えてくれて、もっと強いブレス浜松に成長した瞬間だったと思います。
Q. 忘れられない言葉があると聞きました
「苦しいときこそふんばる!」です。 高校2年生のとき、バレー全国大会出場を逃してしまいました。母校は全国大会に連続出場していて、その年も全国大会へ出場するのが当たり前だという周囲からの声もありました。
ショックで立ち直れずにいたとき、高校の先生が1枚のはがきをくれたのです。そこにこの言葉がありました。今でも、そのはがきは大事にしています。
Q. 今シーズンのチームの目標を聞かせてください
優勝です。そのためにできることを全員で考えて、全員が「今日の100%」の力を出していけるようにチームみんなに声掛けして背中を押していきます。
Q. 夢を叶えるために、大切なことは何だと思いますか
“今”に満足しないことです。一つの目標を達成したときに「もっとうまくなりたい」「もっともっと強くなりたい」という、さらに上を目指していく気持ちが大切だと思っています。
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取材を終えて
「3回目の人が6人の気持ちを乗せて相手コートに返す」その言葉が、とても印象に残っています。必ず、チームの目標である「優勝」を、チーム皆さんでつかむと信じています。がんばれ、ブレス浜松!
写真:ブレス浜松
文:広報はままつ編集メンバー
この記事は、インタビュー当日(2024年8月)時点の内容で作成しています。