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南アルプスを望む、しらびそ峠〜尾高山登山に行ってきました

9月中旬の休日、登山好きの知り合いに誘われ、長野県飯田市にある尾高山に登ってきました。

事前にルートを確認すると、スタート地点は、個人的に気になっていた「しらびそ高原」の近くにあるしらびそ峠でした。しらびそ高原は、広報はままつ2023年7月号「三遠南信ふれあいウォーク」(豊橋・飯田・浜松の3市で共同制作している記事)で「360度の大パノラマ」「雲海や南アルプスの絶景を楽しむことができる」と紹介したことがあり、いつか行ってみたいなと思っていた場所でした。まさかこんなに早くその機会が訪れるとは。二つ返事で参加しました。

朝6時に浜松駅付近を車で出発し、三遠南信自動車道を通りながらおよそ3時間半、標高1,833mにあるしらびそ峠に到着しました。そこで驚いたのが、車を降りたときの涼しさ! 今年の夏は連日とても暑かったので、初めてクーラーなしで涼しいと感じた瞬間でした。

登山を開始してからは、前尾高山(2,089m)を経由して尾高山(2,212m)の頂上まで歩き、同じ道を戻りました。往復6キロほどで平坦な箇所もあり、登山初心者でもあまり苦労することなく登ることができました。



青空がきれいで、気持ちのよい眺めです



南アルプスの山々を望むことができました


同行メンバーの1人は、キノコに興味を持ち、キノコの写真をたくさん撮っていました。山中は、一面、鮮やかな緑色の苔で覆われており、いろいろな種類のキノコを見ることができました。

実は、「しらびそ」が何かということを知らずに登山してしまったのですが、どうやら山中に自生している「シラビソ」というマツ科の植物のことだそうです。それっぽい植物を見かけるたび、「これがしらびそかな?」と話しながら歩きました。

2,000mを超える標高の山に登ったのは初めてでしたが、出発地点の標高が高かったので、思っていたよりも楽に登山できました。帰り道に寄った下條村の温泉も、とても気持ちがよかったです。

市外に出掛けてみると、普段とは違う風景に出会ってリフレッシュすることができました。広報はままつの「三遠南信ふれあいウォーク」コーナーでは、飯田市や豊橋市のお出掛けスポットやイベントなどの話題を掲載しています。読者アンケートでも、掲載されていた場所に行ってみたいという感想をいただくことがあります。広報はままつをきっかけに、いろいろな場所へお出掛けしていただけたらうれしいです。

文・写真:広報はままつ編集メンバー