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サウンドデザインフェスティバルin浜松2021開催〜音の可能性を体感しよう〜

サウンドデザインフェスティバルin浜松2021

楽器のまち、音楽のまち、そして現在は音楽の都として、国際的なコンクールから街角でのコンサートまで、音楽文化の創造や発信、交流に官民一体となって取り組んでいる浜松。

こうした取り組みが評価され、2014 年 12 月に浜松市は「ユネスコ創造都市ネットワーク」の音楽分野へ加盟。それをきっかけに、“音の新たな可能性”を求めて、「サウンドデザイン」をキーワードにしたイベントを開催してきました。その集大成として「サウンドデザインフェスティバル in 浜松 2021」を開催します。

「サウンドデザインフェスティバル in 浜松 2021」
開催日:2021年12月11日(土)・12日(日)
場所:アクトシティ展示イベントホール(静岡県浜松市中区中央三丁目)

アーティストによるステージイベントに加え、体験型のワークショップを多数ご用意。さまざまな角度から、普段とは少し違った視点で音を楽しむことができます。予約が必要なステージイベントやワークショップは、すでに満席の回もありますが、予約なしで見ることができる作品展示もあるので、当日ふらっと寄っても楽しめます!

音楽が好きな人はもちろん、音楽にそこまで興味がなくても週末を楽しく過ごしたいと思っているならおすすめのイベントです!

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過去に開催したときの様子。ステージイベントやワークショップなどを行いました。
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 『グローバルシーケンサー』

シーケンサーモードのイメージ

広報はままつの11月号の特集では、フェスに展示される地域クリエイターの作品を中心に紹介しました。こちらのnoteの記事では、オンラインで参加できる特別企画『グローバルシーケンサー』を紹介します。

◎『グローバルシーケンサー』は誰でも音の作品をつくることができるウェブコンテンツで、サウンドデザイナーのスズキユウリ氏の協力のもとで新たに制作されました。以下の2つのモードがあります。
・ 自分の音を録音して投稿できる「投稿モード
・ 投稿された音を組み合わせて音の作品をつくる「シーケンサーモード

スマートフォンやパソコンなどのインターネットを使える環境があれば、どこでも楽しむことができます。

「投稿モード」で世界中から集まった音が「シーケンサーモード」でランダムに組み合わされることで、新たな音の作品が生成されます。コロナ禍だからこそ、「音」によって世界とつながってみませんか。

「投稿モード」で身近な「音」を投稿してみてください▼https://www.globalsequencer.com/jp

「シーケンサーモード」では、つくった音を“スクラッチ”できるほか、ビジュアルでも楽しめる仕掛けがあります。また、つくった音は、スマートフォンなどへの保存やSNSでのシェアができます。サウンドデザイン体験の輪を広げていきましょう!

スズキユウリ氏から寄せられたメッセージです。

2019年末からパンデミックが始まりました、パラダイムシフトが起こりわたしたちのコミュニケーションがかわり、実際の触れ合いがなくなりインターネットや電話を経由してのコミュニケーションがメインになりました。
2021年に入り状況は改善されたもののまだパンデミックは続いています。このグローバルシーケンサーはオンラインを通じて音で世界と繋がる試みです。
音をシェア、閲覧するだけではなくその音を使い自分の音楽を作ることのできるウェブサイトです。シンプルなステップシーケンスという方法を使い音楽が苦手な方でも楽しく音楽がつくれます。
このプロジェクトは浜松市だけではなくUNESCO全体に広がるプロジェクトです。そして、これから数年にわたり拡張し続けていく息の長いプロジェクトになります。
みなさんが、このグローバルシーケンサーを使いどのようなクリエイションを行うか楽しみです。

詳しくは公式ホームページで

『グローバルシーケンサー』以外にも、さまざまな作品展示やワークショップ、ステージイベントなどがあります。予約方法や締切などの詳細は、サウンドデザインフェスティバルin浜松2021のホームページで確認してください。

普段とは違う視点で音を楽しむことができるフェスティバル。専門知識がなくても楽しめるイベントです。ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。