第3村のモデル地になった車両基地へ取材に行ってきました
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第3村のモデル地になった車両基地へ取材に行ってきました

浜松市公式note

東海道線掛川駅と新所原駅をつなぎ、浜名湖の北側を通る天竜浜名湖鉄道(以下、天浜線)。その路線では、2021年の秋から、アニメ「エヴァンゲリオン」のラッピング列車が走っています。

2022年1月末までの期間限定で天竜二俣駅の駅名が「第3村」に!

ラッピング列車が走ることになったきっかけは、天浜線の天竜二俣駅が、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」のモデル地の一つとなったこと。映画の公開以降、天竜二俣駅には多くのファンが訪れています。

今回は、広報はままつの取材で天竜二俣駅に行った際の写真を中心に、天浜線の魅力を紹介します!

天竜二俣駅の駅舎(浜松市天竜区二俣町阿蔵)。JR浜松駅から北へ25キロほどの場所にあり、車で40分ほど、電車では乗り換えを含めて1時間弱ほどで到着

蒸気機関車の時代の鉄道遺産

天浜線は、国鉄二俣線として1935(昭和10)年に掛川〜遠州森駅間の営業を開始し、その5年後の1940(昭和15)年に全線開通しました。当時は、蒸気機関車が走っていました。

蒸気機関車・・・石炭を燃やして水を沸騰させ、その水蒸気の圧力で車輪を回転駆動させる鉄道車両

天浜線は、蒸気機関車が走っていた時代のレールや駅舎、鉄橋などの設備を活用しています(現在はディーゼル車)。駅舎(本屋)・プラットフォーム・転車台・扇形車庫など、天浜線全線で全36施設が国登録有形文化財に登録されており、そのうち10施設が天竜二俣駅にあります。

天竜二俣駅は、現在の天浜線の本社がある駅。国鉄二俣線時代も、機関区と呼ばれる車両基地や乗務員のための施設などが置かれており、輸送の中枢でした。広い敷地に数多くの古い建物群があり、昭和初期の鉄道施設の記憶を残しています。

ここからは、天竜二俣駅の転車台ツアー(車両基地見学)で入れるエリアの写真を紹介します。

天竜二俣駅の車両基地見学へ

駅のプラットホームから数分ほど歩き、見学エリアに入った瞬間、鉄道施設が並ぶノスタルジックな風景が目に飛び込んできました。筆者はここで一気にエヴァ世界の空気を感じました!

建物の一部は現役で使われています。

運転区休憩所(左)と運転区事務室(右)/共に1940(昭和15)年建設
運転区高架貯水槽/1940(昭和15)年頃に建設された(推定)。鉄筋コンクリート造。蒸気機関車の運行に必要な「水」を貯めていた
事務室棟の背面(前面はトップ画像)/1940(昭和15)年建設。外壁は杉板縦張り、ガラス窓には木製の桟が付いている

機関車転車台てんしゃだい

転車台は、蒸気機関車を方向転換するためにつくられた直径およそ18mの円形の施設です。

転車台(中央)/1940(昭和15)年建設。鉄製
現在は電気で動かすが、元は人力だった


機関車扇形車庫せんけいしゃこ

扇形車庫は、転車台と組み合わさる車庫で、転車台の奥にあります。

扇形車庫/1940(昭和15)年建設。木造平屋建

鉄道歴史館の資料たち

扇形車庫の隣にある鉄道歴史館では、蒸気機関車時代の鉄道資料を見ることができます。列車同士の衝突を防ぐための制御を手動で行う道具(タブレット)や、天浜線で使っているレールなどが展示されています。

転車台ツアー(車両基地見学)について

歴史的な建物がいくつも並ぶ車両基地では、時代をタイムスリップしたような感覚に。実際に使われていた建物や道具を現地で見ることができて感動しました。「本物」に触れる貴重な体験ができるので、エヴァの映画を観たという人はもちろん、歴史のある建物が好きな人や、電車好きのお子様にもおすすめのスポットです。

見学の方法は2種類。予約なしで参加できる「転車台&鉄道歴史館見学ツアー」が毎日開催されているほか、土・日曜日と祝日には乗車体験できる特別なツアー「洗って!回って!列車でGO!乗車体験ツアー」も開催(要予約)。予約方法や時間、料金など、詳しくは天浜線のホームページをご覧ください。

※静岡県に新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置が発出されたことから、2022年2月中旬現在、転車台ツアーは中止されています。参加する前にホームページなどのお知らせをご覧ください。

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浜松市公式noteです。浜松市民の皆さんや浜松にゆかりのある人たちへ向けて、浜松の話題をお届けします。「広報はままつ編集室のこぼればなし」連載中!