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花を購入して浜松の産業を応援しよう! 「はままつ はなのわ プロジェクト」

浜松は全国有数の「花の産地」だということをご存じでしょうか。温暖な気候と長い日照時間を生かして、盛んに生産されています。特にガーベラは、全国トップクラスの生産量を誇ります。

ただ、コロナ禍で学校行事や結婚式などのイベントの中止が相次ぎ、花を飾ったり贈ったりする機会が減っていることから、花の生産者や小売店が打撃を受けています。そこで市では、地元で生産されている花の購入を促すために「はままつ はなのわ プロジェクト」を開始しました! 浜松市内で生産されたお花をお得に購入できます。花を購入して、浜松の産業を応援しましょう💐

▼担当の農業水産課からのメッセージ▼

「浜松市では、およそ80種の花が生産されています。花には心を癒やす、ストレスを和らげるなどの効果があるとされており、特別な日はもちろん、日常でも大切な人や自分自身に『癒やし』をもたらすことができます。ぜひ、この機会に花を贈ったり飾ったりしてみてください。」

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はままつ はなのわ プロジェクト概要

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・浜松市内在住・在勤・在学の方が対象
・登録店舗で税込2,000円以上の商品購入時に割引券を使用すると、1,000円割引
・割引券の有効期間は2022年2月15日まで(申込は2022年2月6日まで)※店舗での使用回数が予算の上限(10,000回分・先着順)に達した場合、期間前に割引券配布及び割引を終了

登録店舗や割引券の申込方法などは、下のリンクからご確認ください👇


せっかくの機会なので、ここからは浜松で生産されているお花のうち3種類(ガーベラトルコキキョウ)を紹介します!


生産量は全国トップクラス!浜松のガーベラ

静岡県のガーベラの生産量は、全体のおよそ3分の1で全国1位。浜松市の生産量も全国トップクラスです。季節を問わず安定した生産量と品質で、東京や大阪はもちろん日本全国に出荷されています。

花の大きさや形が多様な200品種以上が生産されています。色も、黄色やピンク色、白色を中心に、グラデーションになっている品種もあります。

新しい品種は、JAとぴあ浜松「浜松PCガーベラ」のウェブサイトで見ることができます!ここだけで生産されている「和ガーベラ」というシリーズもあります。

浜松でのガーベラ生産は、昭和43(1968)年にはすでに浜名湖周辺地域で始まっていました。そのおよそ15年後の昭和57(1982)年、大量生産に向く苗の導入と洋花ブームがきっかけとなり、生産量が爆発的に増えたそうです。

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大正から続く、菊の生産

重陽の節句(菊の節句)があるように、菊は、日本の秋を代表する花として古くから親しまれてきました。

浜松市内では、大正時代初期に菊の生産が始まっています。現在では浜名湖周辺地域を中心に市内全域で輪菊・小菊・スプレー菊が生産され、全国屈指の菊の産地になっています。

輪菊/1本につき1輪が咲くように仕立てた菊
小菊/花の大きさが9cm以下の菊
スプレー菊/1本の茎から枝分かれしてたくさんの花をつける菊。スプレーマムとも呼ばれる。海外で品種改良され輸入された品種で、種類が豊富。

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写真は、2021年度、小中学校に市内産の花を贈る事業を行った際のスプレー菊です。児童から「たくさんの色の菊があって、飾ったら教室が明るくなった」という声が聞かれました。

「冬の産地」で有名なトルコキキョウ

結婚式や仏花などで広く使われる「トルコキキョウ」。名前を知らなくても、見たことがある人は多いのではないでしょうか。トルコキキョウが日本に入ってきたのは昭和10年頃です。浜松では昭和50年代後半から生産が始まりました。静岡県は、温暖な気候を生かして冬期に出荷する地域として有名です。

花の形は一重咲きと八重咲きがあり、色は紫、白、ピンク系などがあります。写真は、八重咲きのもの。八重咲きの品種は、バラのような華やかさがあります。花弁の先端に色が入るのも、トルコキキョウらしいカラーリングです。

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おうち時間を花で彩る

コロナ禍で結婚式などの需要が減少する一方、テレワークやおうち時間を充実させるために個人の需要も増えているといいます。

ガーベラや菊、トルコキキョウは、いずれも色や花弁の形などさまざまな品種があり、いろいろな表情を楽しめます。「はままつ はなのわ プロジェクト」を利用して、お気に入りの一輪を見つけてみてはいかがでしょうか😊

広報はままつに掲載した「はままつ はなのわ プロジェクト」の記事に加筆して、WEB限定記事としてお届けしました。
文:広報はままつ編集室