冬鳥を見に! 静岡県立森林公園へ/広報はままつ2021年2月号のこぼればなし
水辺の冬鳥を見るなら西ノ谷奥池
広報はままつ2月号の取材で静岡県立森林公園に向かったのは、2020年の暮れ、全国的に寒波が訪れていた日でした。少し雨も降るなど寒い日でしたが、そんななかでも散策をしている方の姿をちらほら見掛けました。森林公園はとても広く、天然のアカマツ林を主体とした豊かな自然を楽しむことができます。
森林公園にはいくつかの施設と駐車場がありますが、植物や生き物などの情報を得てから散策したい場合、まずはビジターセンター・バードピア浜北に向かうことをおすすめします。バードピア浜北では、テーマ展示を通して、森林公園の四季折々の自然が紹介されています。週末にはここを起点に自然観察会などの体験プログラムも行われます。
2月は冬鳥のシーズン、とバードピア浜北の澤井さんが教えてくださいました。マガモやコガモ、ヨシガモ、ツグミなどが冬鳥として飛来するそうです。水辺にやってくる冬鳥を観察するには、バードピア浜北から散策路を15分ほど歩いたところにある西ノ谷奥池が最適です。
身近な鳥にも目を向けて
森林公園で見られる代表的な鳥として、他にもシジュウカラやヤマガラを教えてもらいました。
シジュウカラやヤマガラは、全国の市街地や住宅地の公園などでも見かけることができる鳥。決して珍しい鳥ではありませんが、そうした身近な鳥たちが自然豊かな環境でのびのびと過ごしている姿はとても愛らしいです。森林公園に限らず、鳥たちに会いに、公園へお出掛けしてみせんか。