公共施設に給水スポットを。クリエート浜松のサステナブルな取り組み
6月初旬、「浜松市クーリングシェルター」の取材でクリエート浜松に行きました。
クリエート浜松では、2024年春から「マイボトル専用の給水機」を設置しています。
クリエート浜松の施設管理業務に従事する小原幸香さんに、給水機を導入した経緯を伺いました。
プラスチックごみを減らすためのアイデアを実現
小原さん「きっかけは2年前の2022年2月、公益財団法人 浜松国際交流協会主催の『はままつグローバルフェア』の中で、海洋プラスチック問題を題材にした映画『プラスチックの海』を鑑賞し、プラスチックごみを減らすためにできることは何かを考えるワークショップに参加したことです。
その後、個々のアクションではなくグループや組織単位でこの取り組みを始めてみたいと思った参加者が集まり“はままつサステナブルコミュニティ”を発足。まずは公共施設であるクリエート浜松から変えていこうと館内を歩きながらアイデアを出していきました。そこで出たアイデアの一つが、給水機を設置することだったのです。今年、やっとそれが実現しました。
クリエート浜松には開館当初から直接飲むタイプのウォータークーラーがあったのですが、2022年当時は、コロナ禍で利用を中止していました。施設内には体を動かすスタジオあり、合唱などの教室も頻繁に行われることから、利用者からウォータークーラーの再開を望む声もありました。
以前のウォータークーラーの水栓をそのまま使うことができたので、給水機の設置はすぐにできました」
──なぜ、以前と同じウォータークーラーではなく、マイボトル専用の給水機にしたのでしょうか?
小原さん「プラスチックごみを減らすための取り組みとして、ペットボトルではなく“マイボトルを利用しやすいまちにしていこう”という意識があったからです。
コロナ禍で、まちなかの給水スポットが減っているのではないか、という意見もありました。
以前のような直接飲むタイプよりはサーバータイプの方が給水もしやすいですし、何より、ろ過されたおいしい水をくむことが可能になりました。これってとても重要だと感じていて、おいしくなくて次、給水するのためらい、自動販売機で飲み物を買ってしまったら意味がないと思うんです。“楽しい”や“かっこいい”という感情から始まっていつの間にか続いているというのが私たちの理想としているサステナブルな仕組みです。ウォーターサーバー以外にも、館内にはSDGsに関するワクワクする取り組みをしていますのでぜひ、給水しがてら館内巡りをしてみてください。
私は毎日いろいろな茶葉をマイボトルに入れて給水しています。皆さんもマイボトルを持参して、給水スポットの一つとしてクリエート浜松を利用してくださるとうれしいです。おししい水をくんで、またまちなかに出掛ける、といったようにたくさんの人に利用してほしいです」
マイボトルを使えばプラスチックごみを減らすことができますし、限りある資源を繰り返し使うことができて環境にやさしいですね。筆者も、もっとマイボトルを使っていきたいと感じました。そうしたときに、まちなかに給水スポットがあるのは便利だと思いました。
クリエート浜松では、今回に限らず、今後もサステナブルな取り組みを進めていくとのことです。
クーリングシェルターの一つ、クリエート浜松
クリエート浜松は、浜松市が指定する「クーリングシェルター」の一つになっています。
1階のオープンスペースにあるテーブルやベンチで、誰でも一休みできます。取材した日も数名が利用していました。時間帯によっては、満席に近い状態になることも。
今年も暑い日が続いています。まちなかへお出掛けの際にはクリエート浜松の空間と水で涼んでみてはいかがでしょうか。クリエート浜松の詳細は下記ホームページへ。
文:広報はままつ編集メンバー