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広報はままつ編集室のこぼればなし

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「広報はままつ」編集メンバーが執筆。取材で聞いた話やお蔵入りした写真などをもとに、広報紙に載せていないプラスアルファの情報をつづっています。
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記事一覧

御城印を求めて~お城巡りはいかがですか~

御城印を求めて~お城巡りはいかがですか~

皆さんは、御城印を知っていますか。
御城印とは、お城へ登城した記念として購入できる証明書のようなもので、広報はままつ4月号では、浜松城など浜松市内で販売している11のお城の御城印について、取り上げました。

御城印のデザイン

御朱印と御城印は見た目は少し似ていますが、御朱印が御朱印帳への直書きが多いのに対し、御城印は印刷された書置きがほとんどです(取材したものはすべて書置きでした)。御朱印と違い

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浜松市内で河津桜のお花見ができるスポットを紹介します

浜松市内で河津桜のお花見ができるスポットを紹介します

早咲きの桜として知られる河津桜。2月中旬頃から開花しはじめ、ひと足早く春を届けてくれます。広報はままつ2023年2月号「出世大名家康くんのおでかけ日記」(紙面PDFにリンク/2024年3月4日まで閲覧可能)では、静岡県浜松市内で河津桜のお花見ができる場所を4カ所紹介しました。noteでは、広報の紙面で紹介しきれなかった写真と、アクセス情報を中心に紹介します。

東大山の河津桜地元の人たちによって手

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徳川家康が好んだ浜納豆。浜松では給食にも登場。

徳川家康が好んだ浜納豆。浜松では給食にも登場。

年明けから放送される2023年の大河ドラマの主人公は、徳川家康公です。家康公が29歳から45歳まで過ごした浜松でも、現在、大河ドラマ館がオープン間近であったり関連イベントが開催されたりして市全体で盛り上がりをみせています。いろいろな場所に掲示されているポスターを見ると、ドラマへの期待も高まります!

そんな家康公ゆかりの食材として、広報はままつでは以前、伝統的食材「浜納豆」を取り上げました。今回は

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花とレコードが迎える鴨江アートセンターの《ヒュッゲ》な空間

花とレコードが迎える鴨江アートセンターの《ヒュッゲ》な空間

ちょっとした空間を彩る花たち広報はままつの記事の打ち合わせで鴨江アートセンターを訪れたときのこと。以前と比べて、ロビーの雰囲気が華やかになっていることに気付きました。テーブルや棚の上など、あちらこちらの小さなスペースに、花が飾られていたのです。

思い返せば数分前……、建物に入ったときも、プランターに植わっていた鮮やかな色の花が目を引きました。

以前訪れたときはこのような花は無かったはず….何か

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はままつフルーツパーク時之栖で一番の古株「次郎」

はままつフルーツパーク時之栖で一番の古株「次郎」

はままつフルーツパーク時之栖(以下、フルーツパーク)を取材しました。フルーツパークは浜松市北区にある農業をテーマにした公園で、年間15種類ほどのフルーツ狩りをすることができます。

取材の際、園芸担当の職員さんにいろいろとお話をお聞きするなかで、園内で一番古い木は「次郎」という品種のカキだということを知りました。紙面スペースの都合で広報には載せられなかったので、こちらの記事でこぼればなしを紹介しま

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浜松宿は東海道の中でも規模の大きな宿場だった!

浜松宿は東海道の中でも規模の大きな宿場だった!

今回は、浜松の歴史の話です。広報はままつ6月号では、江戸時代の東海道と、宿場町としての浜松を取り上げました。住んでいるとあまり意識せずに過ごしてしまいますが、浜松市街地の町割には、宿場町であり、城下町であった浜松の名残があります。

江戸から京都へ向かう東海道は、馬込川を渡って浜松城の大手門まで一直線に向かい、浜松城の濠付近で一度「鍵の手」に曲がって、大手門の前に出ます。大手門があったのは、現在の

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植物見本園を見て自分の理想の庭を妄想しちゃおう!

植物見本園を見て自分の理想の庭を妄想しちゃおう!

おうちにいる時間が長くなると、室内や庭、ベランダなどに植物を置いて、居心地のよい空間をつくりたくなりませんか。

筆者は、去年の夏から緑のカーテンを育てるようになりました。直射日光を爽やかに遮ることができるのでお気に入りです。今年も、夏に向けてツル性植物の苗を植えました😊

家で育てるならどんな植物がいいか知りたい・・・、そんなときにおすすめの公園へ取材に行ってきました!

その名も、緑化推進セ

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浜松山いき隊の活動をリレーコラムで紹介しました

浜松山いき隊の活動をリレーコラムで紹介しました

広報はままつでは2022年4月号までの1年間、「山いき隊リレーコラム」を連載しました。

山いき隊とは、総務省の「地域おこし協力隊」制度等を活用した中山間地域の支援事業です。浜松市では、隊員の名称を「浜松山里いきいき応援隊」として実施し、これまで30名を超える隊員が活動してきました。

任期を終えた隊員の多くは地域に残り、引き続き活躍しています。

浜松市の中山間地域は、市街地から車で1〜2時間ほ

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第3村のモデル地になった車両基地へ取材に行ってきました

第3村のモデル地になった車両基地へ取材に行ってきました

東海道線掛川駅と新所原駅をつなぎ、浜名湖の北側を通る天竜浜名湖鉄道(以下、天浜線)。その路線では、2021年の秋から、アニメ「エヴァンゲリオン」のラッピング列車が走っています。

ラッピング列車が走ることになったきっかけは、天浜線の天竜二俣駅が、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」のモデル地の一つとなったこと。映画の公開以降、天竜二俣駅には多くのファンが訪れています。

今回は

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なぜ?シラスの呼び方いろいろ

なぜ?シラスの呼び方いろいろ

もうすぐシラスの漁が解禁となります。以前、2020年5月号の表紙の撮影で「シラスの天日干し」の現場に伺った際のこぼれ話を紹介します。

遠州灘に面した舞阪漁港(浜松市西区舞阪町舞阪)は全国有数のシラスの水揚げ量を誇っています。シラス漁は3月中旬に解禁され、4月中旬から6月ごろに最盛期を迎えます。写真撮影の時に「シラス」以外の呼び方(ちりめんなど)もあるのはどうして?と思い、現場でシラスの基礎知識を

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シャトル織機でつくる綿の生地

シャトル織機でつくる綿の生地

江戸時代から織物工業が盛んだった遠州地域は、綿織物の三大産地の一つとしても知られています。

表紙に写っているのは「シャトル織機」という、糸から生地をつくるための機械です。浜松市西区雄踏町山崎にある古橋織布さんで、およそ50年前から使われているものを撮影させていただきました。

30〜40年ほど前までは浜松にたくさんの織物工場があり、ガシャンガシャンと織機の音が聞こえていたといいます。古橋織布さん

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サウンドデザインフェスティバルin浜松2021開催〜音の可能性を体感しよう〜

サウンドデザインフェスティバルin浜松2021開催〜音の可能性を体感しよう〜

サウンドデザインフェスティバルin浜松2021楽器のまち、音楽のまち、そして現在は音楽の都として、国際的なコンクールから街角でのコンサートまで、音楽文化の創造や発信、交流に官民一体となって取り組んでいる浜松。

こうした取り組みが評価され、2014 年 12 月に浜松市は「ユネスコ創造都市ネットワーク」の音楽分野へ加盟。それをきっかけに、“音の新たな可能性”を求めて、「サウンドデザイン」をキーワー

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浜松のサービスエリアにあるドッグランを取材しました

浜松のサービスエリアにあるドッグランを取材しました

実は、浜松市は「犬を飼っている世帯の割合」が政令指定都市で第1位なんです。そこで、広報はままつ10月号では、市内でワンちゃんと一緒に楽しむ過ごし方を紹介しました。

近年、ドッグラン併設のカフェやホテルなども増えています。少し意外な(?)場所にあるドッグランを取材してきたので、そのときの様子を紹介します。

ドッグランのあるサービスエリア新東名高速道路の「NEOPASA浜松」は、2012年にオープ

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新しいアーチェリー場が完成しました

新しいアーチェリー場が完成しました

新アーチェリー場が完成!浜松市には市営のアーチェリー場があることをご存じでしょうか。中田島砂丘にほど近い馬込川の河口付近に位置し、高校生のクラブ活動や数多くの愛好者に親しまれてきました。2021年8月、そのアーチェリー場が同じ地区内で移転し、新しく生まれ変わりました! 

江之島アーチェリー場

安全面に配慮して、万が一にも矢が外へ飛んでいかないよう、頑丈なフェンスで覆っています。また、車イスの人

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